【DIY】ロンハーマン風板壁で腰壁を作る  1.材料編

  • 2015年1月3日
  • 2022年2月21日
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こんにちは
前回やろうと決めた、板壁(腰壁)のDIY
年末年始休暇で久しぶりにまとまった休みが取れたので挑戦してみました!

前回の記事はこちら↓

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このDIYを始めるにあたり、儂は色んなタイプの板壁を視察しに行き、
今回挑戦する板壁の方向性をまずは決めました。

ロンハーマンにある板壁のタイプ

こんな事、他に研究している人はいなそうですが、、記録のためにロンハーマンでは、どんなタイプの板壁があるかを調べました。2015年当時は計3タイプがありました。

タイプ1:幅広な板を横につないでいくタイプ

幅10cm前後の杉板の荒材っぽい木材をこのように縦に配置しています。各板の間には数mmの隙間があるので、裏から何かで固定する必要がありそう。

 

タイプ2:幅2~3cmの細木をタイプ1の隙間の部分の上から打っているタイプ(画像左側の壁)

細い木と、幅広の板が交互に組み合わされていて、細い木が立体感を出しています。

タイプ3:タイプ2の変形バージョン。細めの木が二本間隔で間に入るスタイル

タイプ2だと、多少圧迫感が出るのですが、それを解消したのがこのタイプ3。細い木が二本間隔で入ることでランダム感が増して壁の表情が豊かになる印象です。

 

と、ここまで見てきて個人的にハマったのはタイプ3!このタイプで腰壁を作ってみることにしました。

 

ロンハーマン風板壁を作るには。材料編

木材は何にすべきか。SPF vs. 足場板 vs. 杉荒材

今回一番のこだわりポイントである材木。ロンハーマンの視察にあたり、気がついたのが木肌がやたら荒れ狂っている、と言う事。これを再現できるかどうかで仕上がりがかなり変わりそうだったので慎重に比較することにしました。

SPF材(ワンバイフォー材)

当初材木は、良く使われるワンバイフォーのSPF材(つるっとしていて、角が取れているホームセンターに必ず置いてある材木)を使用しようと思っていたのですが、あの荒々しい感じを出すには40番台の紙やすりで表面をゴリゴリに削る必要がありそう。しかも、それだけでも足らないような気がします。


う~むめんどくさい…

実は私、何を隠そう
やすりがけが大嫌いなのである。

電動サンダを買った所でそれは同じ。なるべくならやすりがけをしたくない人間なのです。という訳で1×4のSPF材は候補外に。

足場板

続いて候補に挙がってきたのが、ユーズドな雰囲気をかんたんに出せることで人気な足場板。ジャンクでラスティックな雰囲気があるので、今回の企画にはちょうどいいかも…!!と思い、有名なWOODPROさんで検索。

おお!これはイメージにぴったり!しかもステインとかで着色する必要なさそう。

が!
ちょっと予算オーバー…たくさんの板を要する板壁にはちょっとお高いかもしれないです。後ろ髪を引かれる思いで、足場板を断念。

杉荒材

有力だった2候補が早々と脱落した事で途方に暮れ始めた僕。そこに「杉荒材」という木材の存在を初めて知り、小躍りします。

杉板 【約12×150×2000mm】(12本束) 未乾燥
なんでも、カンナなやすりがけを行っていない杉の荒々しい木材との事!

今回のコンセプトにぴったりじゃん!!!しかも激安!!

「反りが激しかったり、節穴の処理などがされていないので、本当に荒々しい感じです。」
とのレビューを見て一瞬ひよりますが、まぁ、荒々しい感じがいいんじゃね?と半ば開き直り注文。

 

ちなみに、ある程度処理がなされた杉荒材も多少割高ですが販売されているようです。以下を読んで、下地つくり無理やわぁ〜と思ったらこちらのほうがいいかもです笑

ロンハーマン風板壁を作る木材(杉荒材)が到着!

そして木材到着!


狙い通りの荒々しい感じ!まさに荒材!

しかし…到着した商品は(わかっていたとはいえ)オガクズがめっちゃついていたり、ササクレがすごかったりで地元の中学校並みに荒れてました。

この写真の状態になるには、やすりがけや濡れ拭きなどで結構時間を取られました。結局やすりがけしてるし…

そして、覚悟してましたが、反りがなかなかえぐいのが何枚か。
「ま、まぁ板っていうのは木が反るって書いて板だからさ…!!反るのはしょうがないんだよ!!」
と精一杯の強がりを言い家族の白い目から逃れる僕。

ちなみに後日、別の板壁を作成した際に木材を購入した別のショップの商品のほうが木材の質は良かったです。↓

杉板 【約12×150×2000mm】(12本束) 未乾燥

二本間隔で縦に入れる、細い方の木はホームセンターで安かったホワイトウッドを購入。


そして、反り具合などが同じ2枚組を作り
木工用ボンドで結着させます!(この二つくっつけている真ん中に細い木を上から打ち込むイメージです。)

ボンドだけだと強度が低いので、ボンドが乾いたらタッカーで数か所留めてあげます。

こんな所で材料編終了~
次回は水性ステインを使った下地の着色&隠し釘を使った細木固定編です!

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